今回よりラズベリーパイ(以降「ラズパイ」と略します。こっちのほうが意外と一般的です)に命を吹き込むOSのインストールを行います。
OSといってもいくつか種類があり、Raspbian(ラズビアン)、Ubuntu(ウブンツ)、RISC(リスク)、WIndows10 IoT Core(ウィンドウズ10アイオーティーコア)、etc.
※読み方がわからないと、なんとなく人と会話するときも会話しずらいので付けてみました。
Linuxがメインなのですが、Linuxにもいろいろ種類があり、迷うところですが、そこはやはりメジャーどこのRaspbianをインストールすることにします。
以下必要なもの
・ラズパイ本体
・microSDカード(4GB以上 Class10推奨)
・電源(microUSB給電 1A以上がいいですね)
・USBキーボード
・USBマウス
・モニタ(HDMI接続可能なもの)
・OSイメージファイル ※公式サイトよりダウンロード
1.OSイメージファイルのダウンロード
下記サイトよりダウンロード
http://www.raspberrypi.org/downloads/
・NOOBSをクリック
2.ダウンロードしたファイルをmicroSDカードへコピー
用意したmicroSDカードをあらかじめフォーマットしておきます。
※フォーマットツール
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
フォーマット後、ダウンロードしたファイル「NOOBS_v1_8_0.zip」を解凍し、全てのファイルをmicroSDカードへコピー
※執筆時点ではv1.8でしたが、新しいバージョンv1.9がリリースされています。手順は同じです。
3.電源を入れる
モニタ、キーボード(出来ればマウスも)を接続しmicroSDカードをセットし、電源On
しばらくすると、以下の画面が表示されるので、画面下部の「言語:日本語」を選択。
Raspbianをチェックし、ウィンドウの左上「Install」をクリック
「本当にイメージを書き込んでもよいですか?・・・」と警告が出ますが「はい」をクリック
インストール開始
しばらくかかります。30分程度
以下の画面が表示されたらインストール完了。「OK」で再起動されます。
再起動が行われ、デスクトップ画面が表示されれば完了です。
4.終わりに
簡単にインストールが完了しました。デスクトップとして使う場合は(但し、英語)このままで使用出来ますが、さすがにこのままでは使いにくいです。
MCラボでは、デスクトップとしての利用は考えていません。センサーやら何やらを接続したりして実験を行うのが目的なので、さらにここから設定を加えて、より使いやすい?環境を作って行こうと思います。
次回はやっておいた方が良い初期設定を行います。