2016.07.11

| ラズパイで実験

ラズベリーパイ3(RaspberryPi3)


今回はラズベリーパイ3「Raspberry Pi 3」をご紹介します。2016年2月29日に発売され即購入したのですがレポートが遅れてしまいました。すでにたくさんの方が紹介されていますが、基本スペックと動かしてみた感想を書いてみたいと思います。

1.基本スペック

CPUARM Cortex-A53 クロック1.2GHz
グラフィックプロセッサBroadcom VideoCore IV
メモリ1GB LPDDR2 (動作クロック:900MHz)
有線LAN10/100Mbps Ethernet
無線LAN2.4GHz帯 IEEE802.11n準拠
BluetoothBluetooth 4.1 , Bluetooth Low Energy
ストレージmicroSD
GPIO40pin

2.外観

DSC_0006 DSC_0004

左がRaspberry PI 3 Model B、 右がRaspberry PI 2 Model B

チップの配置はバージョン2とほぼ同じ位置ですが、若干?の変更がなされています。しかし、そもそもケースは同じものが利用可能となっているので、コネクタの配置は全く同じです。


DSC_0010

裏側は、右上当たりにチップが追加されています。たぶん、wifi関連ではないかと思われます。

3.使用感

かなりスピードアップされています。一番変わったと感じたのは、デスクトップ画面の表示速度、マウスの反応が劇的に良くなった事です。以前のバージョンではとてもデスクトップとしての利用は無理でしたが、このバージョンは問題なく利用が可能です。人によって感じ方の違いはあると思いますが・・・。

また、wifiが標準装備されたことで、余計なケーブルがなくなりスッキリしました。モニタを使わずバッテリーにて起動すると、何も接続することなく利用できます。 ※コンソールへはリモートアクセスで接続。